KP:~前回までのお話~
閉ざされた謎の空間に突然連れてこられた3人。
右も左もわからぬまま、状況に追われるように部屋にあるひとつの扉を開こうとする一同。
突如襲い来る恐怖に精神を狂わされ、耐えきれず胃の中身をぶちまけるチャールズ。

KP:といったところではじめてまいりまーす!

チャールズ・櫻井:うっ

笹山琴音:「!? 大丈夫ですかぁ!?」(チャールズの方を振り向きながら)

笹山琴音:「うっ・・!」(頭をおさえる)

中村:うっ…!

チャールズ・櫻井:(毒…?)

笹山琴音:みんな

笹山琴音:・・・

チャールズ・櫻井:ここは危険だ…

チャールズ・櫻井:早く出るぞ

中村:しっかりしろ!早く進むぞ!

チャールズ・櫻井:……あぁ

笹山琴音:そ、そうですね・・!とりあえずさっきの扉にいきますか・・?

チャールズ・櫻井:そうだな…

中村:いくぞ!(古びた木製の扉に手をかける)

KP:扉のノブを回すと、ギィィ、、と重く古めかしい音を響かせながら、簡単に扉は開いた。
そこは薄暗く、部屋の奥にあるひとつの明かりが部屋全体を照らし出している。

KP:部屋は正方形になっていて、周囲はたくさんの本棚でおおわれている

KP:部屋にある光源を見ると、そこには小さな机と、燭台にのったろうそくが確認できるだろう。

KP:薄暗い部屋の中、本棚を見渡すと、どれも題名が単語だけのものばかりとなっていることがわかる。
更に、これらの本はどれも探索者の母国語で書かれているように"見える"だろう。
つまり、英語を母国語とする場合には、その探索者には英語に見えるし
日本語を母国語とする場合は、その探索者には日本語に見える。

中村:…大丈夫そうだ、入って少し休むぞ。特にそこのチャールズ

チャールズ・櫻井:そこは余計だ…

笹山琴音:・・・とりあえずみんなでお部屋にはいりましょう!(チャールズの背中を押しながら)

チャールズ・櫻井:くっ

中村:しかしなんだこの部屋は…本が多いな

中村:(明かりをもって本棚に近寄る)

KP:本棚に近寄った中村は、本に書かれた単語を目にする。
それは全く統一性がなく、場当たり的な、思いつくままに単語だけが書き連ねられたような本ばかりだ。

KP:※ここで本による知識を得るには、特定の単語に絞って本を探す必要があるだろう…

笹山琴音:そうですねぇ・・。お金持ちの書斎か何かなんでしょうか?(中村のそばによって本棚をみる)

中村:もしそうなら持ち主は随分と頭がおかしいんだろうな。

チャールズ・櫻井:(やはり俺たちはマフィア達にさらわれたのか…?)

チャールズ・櫻井:…

中村:なにかの専門書…というわけでもなさそうだな。(本棚から一冊本を手に取り、適当にページを開く)

KP:適当に手に取った本の中を読んだ中村だったが、その中はタイトルの単語とは全く関係のない、
しかも支離滅裂な内容だと感じた。
しかし、しばらく中を見ていると、内容はぐちゃぐちゃなのに、
なんとなくそのイメージが脳内に流れ込んでくる不思議な感覚を得るだろう。

中村:これは…

笹山琴音:どうしたんです??

チャールズ・櫻井:?

チャールズ・櫻井:何か見つけたのか?

中村:忍者の教科書なんだ…

チャールズ・櫻井:忍者?

笹山琴音:????

チャールズ・櫻井:忍者だと?

中村:忍者の…

中村:教科書なんだ…

チャールズ・櫻井:どういうことだ

笹山琴音:(・・中村さんも少しおかしい人なのかな・・?)

チャールズ・櫻井:説明しろ

中村:隠していても仕方がないから説明しよう

中村:私は忍者の一族の末裔なんだ

笹山琴音:!!??

チャールズ・櫻井:!?

KP:チャールズと笹山が中村の持つ本をのぞき込んでも、そこには忍者の忍の字も出てこない、
やはり中村が最初に見たのと同じ、支離滅裂な本だと感じるだろう

笹山琴音:・・へ、へぇ・・?すごいですね!!(はやくここからでなきゃ・・!)

チャールズ・櫻井:忍者なんてどこにも書いてないじゃないか

中村:チャールズは日本人じゃないから書いてある日本語が読めないんだろう

笹山琴音:(・・でも私も日本語にみえてるけど、ただの料理の本にしかみえない・・。・・?)

KP:一見支離滅裂な本だと感じたチャールズだったが、よく読むとそれは自身が愛読していた
帝王学を学ぶための専門書のように感じる

KP:んじゃここまでの情報をもとに、みんなアイディアを振ってみましょう

笹山琴音:ダイス合計:52 (1D%10 = [2] 1D%100 = [50])

中村:ダイス合計:39 (1D%100 = [30] 1D%10 = [9])

チャールズ・櫻井:ダイス合計:57 (1D%100 = [50] 1D%10 = [7])

KP:では、チャールズ以外のふたりは、先ほどからの噛み合わない本の内容から

KP:ここの蔵書は<自分が欲している情報が書かれている>ということに気付くだろう

笹山琴音:・・もしかして、みなさんでそれぞれ違う中身がみえてるのかもしれないですね。

チャールズ・櫻井:そんなはず…

笹山琴音:うーん。とりあえず私にはただの料理本にみえたんです。だから、

笹山琴音:自分がみたい!って念じた本がみえるのかも・・?魔法みたいな感じで♪

中村:魔法…?

チャールズ・櫻井:魔法なんてあるか

中村:そんなものが実在してたまるか

笹山琴音:(・・忍者は信じるのに・・忍者ってそんなにすごいのかな・・。)

笹山琴音:とりあえず自分たちではわからないなにかがあるってことですよね?

チャールズ・櫻井:…ふん

笹山琴音:それをふまえて、ここに来るまでの間に何か気になることってありませんでした?

中村:気になること?

笹山琴音:はい!私なんかはさっきのメモにかいてあったことが気になるんですが・・

笹山琴音:毒・・とか・・。スープとか・・。

チャールズ・櫻井:毒はきになるな

中村:喧嘩をするとかあったやつか

チャールズ・櫻井:さっきの俺の嘔吐もそのせいかもしれん

笹山琴音:・・そう思うと、ほんとうにここから早く出たほうがいいかもしれないですね・・。

中村:毒の形状が分からない以上、あまり長居するのも確かによくはないかもしれないな

チャールズ・櫻井:本も幻覚を見ているのかもしれない

笹山琴音:・・うーん。そうかもしれないですけど、ここでずっと考えてても仕方ないです!行動あるのみですよ♪(といいながら、本をてにとる。(毒について調べたいと念じながら)

シロノワール:<毒について>の目星に本を探す笹山… 図書館or目星-20でダイスロールしてください/(^o^)\

笹山 琴音:ダイス合計:65 (1D%10 = [5] 1D%100 = [60])

シロノワール:それでは笹山はこの本の山の中から「毒と夢」という本を見つける

シロノワール:雑談タブにこぴぺした

笹山 琴音:!! やっぱり! メモに関係ありそうな本みつけましたよ!!(二人に本を見せる)

チャールズ櫻井:ほう

シロノワール:この本を読み終えた探索者たちは…入室時に感じたのと同じような背筋の凍る恐怖を感じ取り、激しい頭痛に見舞われるだろう。 SANチェックおねがいします^-^

笹山 琴音:ダイス合計:70 (1D%10 = [0] 1D%100 = [70])

中村:ダイス合計:84 (1D%100 = [80] 1D%10 = [4])

チャールズ櫻井:ダイス合計:103 (2D%10 = [9 4] 2D%100 = [90 0])

チャールズ櫻井:ダイス合計:11 (1D%10 = [1] 1D%100 = [10])

シロノワール:中村さんは1D3のSAN値を減らします!

中村:1d3
Cthulhu : (1D3) → 2

シロノワール:笹山にメモを見せられたチャールズと中村であったが、みな一同に頭痛を、そして中村は目の前が眩むような頭痛に襲われる

笹山 琴音:ううっ・・・(また頭痛が・・。) 頭を抑えながら

チャールズ櫻井:またか…

中村:うっ…!頭が…!!

チャールズ櫻井:ここに長居するのは危険だ

チャールズ櫻井:死ぬぞ

中村:そ、そうだな…

笹山 琴音:そ、そうですね・・!とりあえず次の部屋にいきましょう・・!

チャールズ櫻井:俺には鍵開け技術がある

チャールズ櫻井:部屋に行って武器を手に入れよう

笹山 琴音:そうですね!(チャールズの後ろにつく

チャールズ櫻井:自分の身は自分で守るんだ

中村:そうだな…異論はない

チャールズ櫻井:スタスタ

チャールズ櫻井:ついたな

笹山 琴音:どきどきしますね・・!

シロノワール:では、次の部屋…鍵のついた鉄の扉の前までやってきた探索者たち。

シロノワール:この扉の鍵は、パッと見でも鍵に錆がついていていかにも脆そうに見える

チャールズ櫻井:なるほど

笹山 琴音:・・開けられそうですか・・?

チャールズ櫻井:これなら簡単だ

中村:心強いな

シロノワール:鍵開けロールどうぞ

チャールズ櫻井:いくぞ

チャールズ櫻井:ダイス合計:55 (1D%10 = [5] 1D%100 = [50])

シロノワール:/(^o^)\

チャールズ櫻井:なっ!?

中村:……

シロノワール:鍵開けを試みたチャールズは、その鍵の形状をよく見ることができた

笹山 琴音:・・ど、どんまいです・・!

チャールズ櫻井:なんだその目は

シロノワール:鍵がどんなものかとよく見てみると、赤茶色にさび付いた南京錠であることがわかる。
その南京錠はあまりにも錆びすぎていて、女性や子どもですら破壊できそうなくらい、脆くなっていることがわかる。

チャールズ櫻井:……開いた

笹山 琴音:や、やった!

シロノワール:鍵開けには失敗したものの、がちゃがちゃと扉を押し引きしていた為、脆くなっていた南京錠が外れ、その扉は重々しく開いていく

中村:なかはどうなっている?

チャールズ櫻井:……そうだな

シロノワール:扉を開けた瞬間、あなた達は劈く匂いに鼻を抑えるだろう。
一度は嗅いだことのあるような、強い酸性の匂いを感じたからだ。

シロノワール:そして扉がギギ…と音を立てながら開ききると、その中の状況をしっかりと把握することができた。

シロノワール:その部屋の中は真っ暗で、自分たちがいる部屋の豆電球が、かろうじてその部屋を照らしている。
ただ、その光も僅かしか届かず、入り口付近の床を照らすばかりである。

笹山 琴音:まっくら・・ですね??

チャールズ櫻井:すごい匂いだ

笹山 琴音:・・・あ!そうだ!私さっきの部屋のろうそく持ってきますね!

中村:ひとりで大丈夫か?

笹山 琴音:はい!!!(キュン)走っていってきます・・!

笹山 琴音:(本の部屋にいってろうそくをとってくる)

チャールズ櫻井:いったな

中村:すぐ帰ってくるとは思うが

中村:少し心配だな

チャールズ櫻井:あんな外見だが、あの筋肉の付き方…強いぞあの女

シロノワール:入り口前で待つ二人には、相変わらず激しい匂いが襲っている。ふと足元を目にしたチャールズは、その床に何か黄色くこびりついているのがわかる。

チャールズ櫻井:!?

シロノワール:一方、、、書物庫に戻った笹山はその燭台からろうそくを持っていく。その燭台には固まった蝋がたくさん載っているのがわかる。

シロノワール:笹山が後にした書物庫は暗闇が支配しているだろう。

どどんとふ:[2018/09/18 00:27 JST] 「中村」がログインしました。

笹山 琴音:ろうそくもってきましたぁ!(ろうそくを持って部屋の前に行く)

チャールズ櫻井:よくやった

笹山 琴音:えへへ♪

中村:無事か?

笹山 琴音:大丈夫です!ありがとうございます♪

チャールズ櫻井:あまり見たくないものかもしれないな

笹山 琴音:・・・じゃあ照らしますね・・?(ろうそくを持って部屋にはいる)

シロノワール:ろうそくの明かりが部屋をぼうっと淡く照らし出す

シロノワール:入ってすぐ、笹山はそこに横たわる少女と、その周辺に飛び散る黄色い汚れに気が付くだろう。

シロノワール:少し足を進めると、部屋の奥には壁に寄りかかって座る人影が見て取れる

チャールズ櫻井:…

笹山 琴音:・・なに・・これ・・?

笹山 琴音:だ、だいじょうぶですかぁ・・?(といいながら、少女の肩を優しくゆする)

シロノワール:少女に近寄ると、弱弱しいが呼吸をしているのがわかる。少女の手には懐中電灯が握られており、意識を失っているようだ。

チャールズ櫻井:生きてるか?

笹山 琴音:生きてはいる・・みたいです・・

シロノワール:ちなみに10歳くらいの女の子です

笹山 琴音:中村さん、この女の子みててもらっていいですか・・?私部屋の奥の人確認してきます・・!

チャールズ櫻井:子供か

中村:頼む。そちらもなんともないといいが

シロノワール:更に奥に進もうとする笹山の足に何かがあたり、蹴り飛ばす。

笹山 琴音:ひっ・・!なに・・!?

シロノワール:手に持ったろうそくを当ててみると、そこには少女が握っているものを同じ懐中電灯が2つ転がっていた

笹山 琴音:なんだぁ・・びっくりした・・(もしかして、倒れてるもうひとりの人のかな?) 懐中電灯を拾って、さらに人影の方にすすむ)

笹山 琴音:拾った懐中電灯の電気をつけて、チャールズと中村の方に投げる。

チャールズ櫻井:あぁ

中村:助かる

笹山 琴音:とりあえずあかりつかってください!

シロノワール:んじゃぁ

シロノワール:まずはチャールズ、アイディアでロールしてください

チャールズ櫻井:ダイス合計:43 (1D%10 = [3] 1D%100 = [40])

シロノワール:懐中電灯で周りを照らし出し、さらに少女の周り、入り口付近にある黄色い汚れ。その汚れにチャールズは思い当たる節があった。

シロノワール:それはそう、まるで書物庫の前での悲劇。自身から出された”ソレ”と同じ刺激臭を発している…

シロノワール:ということにきづいた

チャールズ櫻井:こいつらも俺達と同じかもな

中村:なに?

チャールズ櫻井:もたもたしてたら、いずれ俺達もこうなるってことだ

シロノワール:そんで、少女を介抱している中村。意識を失っていた少女は、人の声や音で気が付いたようだ。彼女は汗でびっしょりになっているが、その表情からは喜びや安堵といったものが読み取れるだろう。

チャールズ櫻井:起きたか

中村:目が覚めたか。自分のことはわかるか?

少女:(コクコクと頷く)

チャールズ櫻井アルビノ

チャールズ櫻井:喋れるか?

少女:(声を出そうとする動きを見せるが、空気が漏れるだけで音にはならない)

少女:(少しうつむき、首を横に振る)

チャールズ櫻井:ふむ

少女:そのころ、部屋の奥までたどり着いた笹山。そこで目にしたものは…

シロノワール:んで、部屋の奥までたどり着いた笹山。そこで目にしたものは…

シロノワール:更に部屋を見渡すと、薄明るくなった部屋の隅で、座って壁に寄りかかっている人影を発見します。
下半身の身体つきから、男性であることがわかるでしょう。しかし部屋の暗さから、上半身は見ることができません。
ただ、だらしなく放り出された赤黒い腕が見えるばかりです。

笹山 琴音:・・・(生きてるのかな・・?) す、すいません・・だいじょうぶですか・・? (といいながら、蝋燭で男性をてらす)

シロノワール:そのまま近づいて行くと、その男性の上半身が見えてきます。
その男性に声をかけても返事はありません。
なぜなら、探索者の声を聞く耳も、視認するための目も、答えるための口も
それら全てを有する頭部が存在していないのですから。

シロノワールSAN値チェックおねがいします

笹山 琴音:ダイス合計:20 (1D%10 = [0] 1D%100 = [20])

シロノワール:SAN-1でおねがいしまう

シロノワール:暗闇に現れた突然の遺体に、全身の血がさーっと引いていくのがわかる

笹山 琴音:うっ・・・ひどい・・(これはみんなには見せないようにしよう。)

シロノワール:手に持ったろうそくはその場に落としてしまうだろう

シロノワール:火は消え、その場を暗闇が襲う

笹山 琴音:あ・・・!(ど、どうしよう!?とりあえずみんなのとこにもどろう!うん!それがいいよね・・?) ポケットにはいった懐中電灯をつけて、一旦みんなのところへ戻る

シロノワール:懐中電灯をつけると同時に、笹山は床に落ちた白いものを捉える

シロノワール:それは汚れていてボロボロだが、何かが書かれているのがわかる

笹山 琴音:・・?(なんだろう?) 白いものをひろう

シロノワール:それには、震えた字で以下のようなことが書かれていた…